昨日、テレビで 「管理職になりたくない人が増えている」 という話題が報じられていました。
確かに、私も管理職になりたくない人のひとりでした。

私は、「マネジメントよりも、自分の専門性を極めたい」 という思いが強く、
「管理職になるより、プレイヤーとして成果を出し続けたい」と考えていました。

でも、時間をかけて少しずつ考えが変わっていった のです。


1. 管理職になりたくなかった理由

プレイヤーとしての仕事が好きだった
→ 自分のスキルを磨き、専門性を高めることにやりがいを感じていたので、
チームをまとめるより、自分の仕事に集中したい と思っていました。

責任が増えることへのプレッシャー
→ 「管理職=失敗できない」「責任が重くなる」というイメージがあり、
ストレスが増えるのでは? という不安がありました。

人を動かすより、自分で動いたほうが早い
→ 「人に任せるより、自分でやったほうが確実で早い」と思っていました。

こうした理由から、当時の私は 「管理職にならず、専門性を高める道を選びたい」 と考えていたのです。


2. 私の考えが変わった理由

そんな私の考えを変えたのは、当時の上司の存在 でした。
その上司は、組織人として本当に信頼できる人で、私に多くのことを教えてくれました。

🌟 「部下を売らない」
→ 何か問題が起きても、絶対に部下のせいにしない。

🌟 「すべての責任は自分がとる」
→ 上司として、部下の挑戦を見守り、最後は責任を持つ。

🌟 「個性を伸ばす」
→ 「こうしろ」と押し付けるのではなく、あなたはどうしたいのですかと、その人の強みを活かす指導。

🌟 「信頼する」
→ 「あなたならできる」と信じてくれることで、自分も成長できる。

この上司と一緒に働くうちに、
「管理職って大変なだけじゃなくて、人を支え、成長を見守る仕事 なんだ」と思うようになりました。

そうして、私の考え方が少しずつ変わっていったのです。


3. 今、考える「管理職」という選択肢

管理職にならない人生もあるし、なる人生もある。
どちらが正解ということはなく、「どんな生き方をしたいか」 なのだと思います。

🌟 自分の専門を極めるプロフェッショナルの道
🌟 チームをまとめ、人の可能性を広げるマネジメントの道

どちらを選ぶかは、自分次第。

でも、「管理職になりたくない」と思っている人が増えている今、
本当に大事なのは、
「なぜ管理職になりたくないのか?」
「本当にやりたいことは何なのか?」 を、自分自身に問いかけることかもしれません。


4. あなたはどう思いますか?

かつての私は「管理職になりたくない人」のひとりでした。
でも、時間をかけて考えが変わり、
今の自分が大切にしたいものを選んできた と思います。

あなたは、どう思いますか?
「管理職になる・ならない」 に関わらず、
自分の働き方について、考えてみるきっかけになれば嬉しいです。

参考:管理職「なりたくない」半数超 なりたいと思う背景には“良い上司”との出会い 働く人のホンネ(FNNプライムオンライン(フジテレビ系)) – Yahoo!ニュース