WHYを伝えたら組織はどう変わるのか

― 現場で起きた変化 ―


これまで、

「WHYをどう伝えるか」についてお伝えしてきました。

では実際に、
WHYを伝えることで何が変わるのか。

現場での経験からお伝えします。


がんばる理由が見えないと、人は動かない

社員は日々の中で

・がんばったらどうなるのか
・評価してもらえるのか
・この努力は何につながるのか

そんなことを自然と考えています。

参考:なんのために働くのか15000人アンケート


もし

がんばっても会社の利益になるだけで
自分には何も返ってこないと感じたら


無理をせず
それなりに働こう


そう思ってしまうのも無理はありません。


一方で

・昇給
・賞与
・昇格

こうしたものが、きちんと正当に評価されると分かっていれば


人は、自分のためにがんばろうと思える


ここに大きな違いがあります。


WHYは「会社のため」だけでは届かない

よくあるのが

「会社のためにがんばろう」

という伝え方です。


もちろん大切な考え方ですが
それだけでは届きにくいことがあります。


なぜなら
自分ごとにならないからです。


だからこそ

「あなたにとってどうなるのか」


ここまで伝えることが大切だと感じています。


女性のキャリアと現実

現場では、こんな場面も多くありました。


女性社員の中には

・責任が重くなる
・家庭との両立が不安


そうした理由から
昇格を望まない方も少なくありません。


その気持ちは、とてもよくわかります。


それでも

・自分のやりたいことを実現したい
・会社に自分の意見を届けたい


そう思ったとき

上の立場にいることには意味があります。


私はそうした視点も含めて
一人ひとりに伝え続けてきました。


伝え続けることで起きた変化

最初から全員が変わるわけではありません。


それでも

WHYを伝え続けることで


・仕事の意味を考えるようになる
・主体的に動く人が増える
・やらされ感が減っていく


そんな変化が、少しずつ生まれていきました。


自分ごとにする仕組みづくり

もうひとつ大切にしていたことがあります。

それは、正当に評価できるようにするための目標設定です。


個人目標は、一方的に決めるのではなく

・本人の考え

・今の状況

をしっかり確認した上で、細かく設定していきます。


自分で考えて決めた目標だからこそ

できなかったときに
環境や他人のせいにはできない


自分ごととして向き合うようになります。


そして

WHYとこの目標がつながったとき


行動の質が変わります。


ただやるのではなく
意味を持って取り組むようになる


そんな変化が生まれていきました。


まとめ

人が動くかどうかは

単に「何をするか」ではなく


・その先に何があるのか
・自分にとってどんな意味があるのか


ここが見えているかどうかで変わります。


だからこそ

WHYを伝えること

そして

自分ごととして受け取れる形で伝えること


これが、とても大切なのだと思います。


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