新入社員の離職を防ぐために大切なこと
新入社員の離職を防ぐためには、
「サインに気づくこと」が大切です。
しかし、気づくだけでは十分ではありません。
👉 そのあと、どう関わるか
ここが大きな分かれ道になります。
なぜ1on1で本音が出てこないのか
「何かあったら言ってね」
「困っていることはない?」
そう声をかけているのに、
返ってくるのは
「大丈夫です」
この経験はないでしょうか。
これは、新入社員が本音を隠しているのではなく、
👉 本音を言っても大丈夫だと感じていない状態
です。
本音を引き出すのは「質問の質」ではない
よく「どんな質問をすればいいですか?」と聞かれます。
もちろん問いかけも大切ですが、
それ以上に重要なのは、
👉 安心して話せる空気
です。
その上で、
本音に近づく関わり方をすることが大切です。
1on1で本当に見るべきもの
1on1で大切なのは、
何を言ったかではなく、
👉 どんな状態でそこにいるか
です。
・少し間が長い
・目線が合わない
・言葉が選ばれている
こうしたサインは、
👉 言葉以上に多くのことを伝えています。
人は、本音をそのまま言葉にするとは限りません。
特に新入社員のように、
環境に適応しようとしている時期は、
・遠慮
・緊張
・評価への不安
が先に働きます。
だからこそ、
「何を言ったか」ではなく、
👉 “どういう状態でその言葉が出ているのか”
に目を向けることが大切です。
言葉にならない本音は、どこに現れるのか
私が行っている「子どもの絵」を通した心理の読み解きでは、
子どもたちは、
言葉ではなく“表現”で気持ちを伝えています。
・強い線
・繰り返し描かれるモチーフ
・何も描かれていない余白
そこには、本人も気づいていない感情が現れます。
👉 子どもも大人も、本音は言葉ではなく“表現”に出ます。
実はこれは、
企業の現場でも同じです。
新入社員は、
「辞めたいです」とは言いません。
その代わりに、
・発言が減る
・質問が止まる
・必要最低限のやり取りになる
といった形で、
本音が“行動”に現れます。
1on1の本当の役割
1on1は、
評価のためでも
進捗確認のためでもありません。
👉 見えていない本音に気づく時間
です。
そのために必要なのは、
・質問のテクニックではなく
・心理を読み取る視点
です。
「気づける管理職」が組織を変える
どんな制度を整えても、
現場で関わるのは管理職です。
つまり、
👉 管理職が気づけるかどうかで、離職は変わる
・言葉の奥にある違和感に気づける
・沈黙の意味を受け取れる
・無理に引き出さず、待てる
この関わりが、
心理的安全性をつくり、
結果として離職防止につながります。
まとめ|見えない本音に気づく力が、組織を守る
離職は、突然起きているのではありません。
👉 見えていないサインを見逃した結果です。
だからこそ必要なのは、
制度や仕組みだけではなく、
人の状態を読み取る力。
「子どもの絵」から心を読み解くように、
職場でもまた、
言葉にならない本音を読み取ることができます。
それは特別な能力ではなく、
視点と関わり方で身につくものです。
👉 状態は、嘘をつきません。
🔹企業研修・組織支援について
管理職向けの1on1研修や、心理的安全性を高める組織づくりを支援しています。お気軽にご相談ください。
