先日、ある保育園で「子どもの絵」読み解きセミナーを行いました。
子どもたちがお昼寝しているわずかな時間を使って、
保育士の先生方が真剣に耳を傾けてくださった姿がとても印象的でした。

講座のあと、園の先生から丁寧なお礼のメッセージをいただきました。

「こどもの絵について、深く考える機会がなかったので、

とても新鮮で興味深く感じました。

“なんとなく心配”だった保育の悩みが、

子どもの絵という形で“心の声”として受け取れた気がします。」

そんな風にお話を受け取っていただけたこと、
そして「楽しかった!」という感想が先生方の間で自然と共有されていったこと、
とてもありがたく、じんわりと胸に残りました。


🖍️「なんとなく」が「確信」に変わるとき

保育士の先生方は、毎日たくさんの子どもと向き合っています。
絵の中にある“ちょっとした違和感”を、
直感的に感じ取っている方も少なくありません。

でもその感覚が、心理学という視点で言語化されることで、
「やっぱり、あの子にはこういう気持ちがあったのかもしれない」と
確かな理解へとつながっていきます。

その瞬間に、
子どもとの関わり方も、保育の安心感も、ぐっと深まるのです。


🌸「子どもの絵」を読み解ける大人が増えること

言葉ではうまく伝えられない子どもたちは、
絵を通して、毎日いろんな“気持ち”を見せてくれています。

それに気づける大人がそばにいること、
そしてそれを“心の声”として受け止められる力を持つこと。

それが、保育の現場だけでなく、
ご家庭でも、教育でも、医療や福祉の場でも、

子どもたちにとっての安心につながっていくと信じています。


次回は保護者向けの子育て講演会も予定されています。
子どもの絵を通して“わが子の心”に気づく時間になるよう、
またお会いできるのを楽しみにしています🌿


このような反響をいただける講座が広がっているのは、
子どもたちを大切に思うたくさんの先生や保護者の存在があるからこそ。
本当に、ありがとうございます。