「私はこういう人間だ」

その思い込みは、いつできたのでしょうか

― 『タツキ先生は甘すぎる』と人生脚本 ―


今回のタツキ先生は甘すぎる

とても考えさせられる回でした。


「自分はゴミ以下だ」


そう言う生徒。


そして

「大丈夫」と声をかける大人。


でも返ってきたのは


「大丈夫って何?」
「俺は将来どうなる?」
「どうやって生きていけばいい?」


そんな問いでした。


簡単には答えられない。


だからこそ

心に残る場面だったように感じます。


人生脚本とは?

今回印象的だったのが


👉 「人生脚本」


というテーマでした。


人生脚本とは

精神科医 Eric Berne が提唱した

「交流分析」という心理学に出てくる考え方です。

参考:エリック・バーンと交流分析


子どもの頃の体験や

周囲の大人との関わりの中で

私たちは無意識のうちに


👉 「自分はこういう人間だ」
👉 「人生とはこういうものだ」


という思い込みを作っていきます。


例えば


「私は愛されない」
「失敗したら終わり」
「頑張らないと価値がない」
「迷惑をかけてはいけない」


そんな思い込みも

人生脚本の一部かもしれません。


そして私たちは

知らないうちに


👉 その脚本通りの選択
👉 その脚本通りの人間関係


を繰り返してしまうことがあります。


タツキ先生の人生脚本

今回のドラマを観ながら

私自身

タツキ先生にも


「休んではいけない」
「自分が何とかしなければならない」
「父親は厳しくあるべき」


そんな人生脚本があるのではないかと感じました。


だからこそ

苦しくても走り続ける。


自分を後回しにしてでも

誰かを守ろうとする。


その姿に

共感した方も多かったのではないでしょうか。


「人生の紙芝居」という表現

そして今回

とても印象的だったのが


👉 「人生の紙芝居」


という表現方法でした。


人生を

言葉だけではなく




物語


として見つめ直していく。


それはまさに

アートセラピーにも通じるものがあります。


しずくさんの紙芝居に描かれていた


楽しさがあふれていた頃
穴の中に落ちたような不登校時代
そこから一歩歩き出した姿


その時々の心情が

1枚1枚から

伝わってくるようでした。


アートセラピーは「気づく」ための時間

アートセラピーには

決まった正解があるわけではありません。


絵が上手である必要もありません。


色を選ぶ。

形を描く。

線を引く。


そんな表現の中に


今の自分の状態
言葉にならない気持ち


が出ることがあります。


人は時々

「話してください」と言われても

うまく話せないことがあります。


でも

描くことで


👉 「こんな気持ちだったんだ」


自分でも気づくことがあります。


だからアートセラピーは


👉 「答えを出すため」


ではなく


👉 「自分に気づくため」


の時間でもあるのだと思います。


人生脚本は書き換えなくてもいい

人生脚本というと

「変えなければいけない」

と思う方もいるかもしれません。


でも

必ずしもそうではありません。


自分のパターンに気づき

見つめ直した時


👉 「この人生で良かった」


と思えることもあります。


大切なのは


👉 自分の無意識に気づくこと


なのかもしれません。


まとめ

私たちは

知らないうちに


👉 「こう生きなければ」


という脚本を抱えながら

生きていることがあります。


でも

その脚本に気づいた時

少し生き方がやわらぐこともあります。


今回のドラマを観ながら

改めて


 表現すること
気づくこと
一緒に見つめてもらえること


の大切さを感じました。


あなたの人生の思い込みは

どんなものがありますか?