本音を引き出す関わり方

― 1on1で変わる3つの質問 ―


「何かあった?」


そう聞いても

「大丈夫です」


そんなやりとりになってしまうことはありませんか?


本音を聞きたいと思っていても
なかなか出てこない


その理由は

相手が話したくないからではなく


安心して話せる状態になっていないから


そんなことも多いと感じています。


本音は「質問の仕方」で変わる

つい

・何が問題なのか
・どうすればいいのか


解決に向かう質問をしてしまいがちです。


でも

相手が求めているのは

解決ではなく「理解」


そんな場面も多くあります。


だからこそ大切なのは

「どう聞くか」


ここだと感じています。


本音を引き出す3つの質問

現場で実際に使っていた中で
特に変化を感じた質問があります。


① 今どんな感じ?

「どうしたの?」ではなく

今の状態を聞く


この一言だけで

話しやすさが変わります。


② 何が一番気になってる?

問題を整理するのではなく

気持ちの焦点を聞く


すると

本音が出てきやすくなります。


③ どうなったら楽になる?

解決策ではなく

感覚に寄り添う質問


この問いは

相手自身が考えるきっかけにもなります。


少し個人的な経験から

私自身も

「どうしたらいいか」と悩んだとき

上司に相談することがありました。


そのとき上司は

状況をしっかり聞いた上で

必ずこう聞いてきました。


「阪本さんはどうしたい?」


最初は
話を聞いてもらったことで
少しすっきりして

それで終わったような感覚もありました。


でもその問いを受けることで

自分はどう考えているのか
本当はどうしたいのか


自然と整理するようになっていきました。


そしていつの間にか

自分で考える習慣がついていた


そんな感覚があります。


大切なのは「答え」ではない

質問をすると
つい「どう答えさせるか」に意識が向いてしまいます。


でも本当に大切なのは

答えではなく

「話せた」という感覚


ここにあると感じています。


子どもの関わりと同じ

子どもも
本音をすぐに言葉にできるわけではありません。


安心できる関わりの中で
少しずつ表現していきます。


それは大人も同じです。


だからこそ

・答えを求めすぎないこと
・安心して話せる場をつくること


これがとても大切になります。


まとめ

本音を引き出すために大切なのは


・今の状態を聞く
・気持ちの焦点を聞く
・楽になる状態を想像してもらう


そして

解決よりも理解を優先すること


これだけで

関わり方は大きく変わります。


言葉にならない気持ちは
必ずどこかにあらわれています。


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