桜がちらほらと舞いはじめた今日。
雨上がりの空の下、近くの中学校では入学式が行われていました。

校内には、制服に身を包んだ新入生と、
その子の成長を少し誇らしげに見守る保護者の方たちの姿が。
あちこちで親子の写真撮影が行われていて、
にぎやかな笑顔があふれていました。

そんな光景を見て、ふと、こんなことを思いました。

「最後に親子で写真を撮ったのは、いつだっただろう?」


子どもが小さい頃は、
何かにつけて親子で写真を撮っていたのに、
いつからだろう。
照れくさくて、一緒に写る機会が減っていったのは。


入学、進級、発表会、運動会、卒業式。
親と子が一緒に“立ち止まって写真を撮る日”は、
数えるほどしかないかもしれません。

でもそれはきっと、
親子の“時間”を記録に残せる、かけがえのない一瞬。

そして、そんな時間を過ごせる“今”が、
どれだけ尊いものかを
今日、写真を撮る家族の姿を見ながら、あらためて思いました。


成長は嬉しいけれど、
ちょっとだけ寂しい気持ちも混ざる春。

どうか今日、写真を撮ったご家族の記憶に、
この日の笑顔が長く残りますように🌸