「また今度」が、もう来ないこともある

~ 大切な人が教えてくれた、生きるということ ~

週末、訃報が届きました。

あまりにも突然で、

しばらく言葉が出ませんでした。

涙が止まらず、

声をあげて泣きました。

人生には、

どうしても受け止めきれない出来事があります。

今回旅立たれたのは、

起業して間もない頃から約3年間、

私を支えてくださった大切な方でした。

迷った時、

立ち止まった時、

いつも背中を押してくれました。

時には厳しい言葉もありました。

でもその厳しさの奥には、

いつも私への愛情がありました。

「あなたらしく生きなさい。」

「誰かの真似をしなくていい。」

「あなたにしかできないことがある。」

その言葉に、

私は何度も救われました。


ここ一年ほどは、

お互い忙しく、

連絡を取ることもありませんでした。

でも、

「そろそろ話がしたいな。」

そんなことを思っていた矢先の訃報でした。

だから今、

心から思うことがあります。

「また今度。」

その「今度」は、

必ず来るとは限らないのだということ。


私たちはつい、

忙しさを理由にします。

落ち着いたら。

時間ができたら。

もう少し余裕ができたら。

でも人生は、

その約束を待ってくれないことがあります。

だからこそ、

会いたい人には会う。

伝えたい言葉は伝える。

「ありがとう」は、

思った時に伝える。

そんな生き方をしたいと思いました。


心理学者ユングは、

人生の後半は

「本当の自分を生きる旅」

だと考えました。

私はその言葉が大好きです。

人はいつか必ず、

人生を終える日が来ます。

だからこそ、

誰かの期待ではなく、

自分らしく生きること。

後悔の少ない人生を選ぶこと。

それが、

命を大切にするということなのかもしれません。


私は今、

深い悲しみの中にいます。

でも同時に、

あの方からいただいた言葉は、

これからも私の中で生き続けるのだと思っています。

人は、

命が終わっても、

その人が残してくれた言葉や想いは、

誰かの人生の中で生き続けます。

だから私は、

私もまた、

誰かに勇気を渡せる人でありたい。

誰かの背中をそっと押せる人でありたい。

それが、

いただいたご恩への恩返しになるような気がしています。


もし今、

「会いたいな。」

と思う人がいるなら、

ぜひ連絡してみてください。

「ありがとう。」

を伝えたい人がいるなら、

今日伝えてみてください。

その一言が、

かけがえのない時間になるかもしれません。

私も、

そうしておけばよかったと、

今、心から思っています。


ゆきちゃんへ

たくさんの愛情をありがとう。

たくさんの勇気をありがとう。

迷ってばかりの私に、

「あなたらしく生きればいい。」

そう言い続けてくれたこと、

一生忘れません。

あの時いただいた言葉は、

今でも私の心の支えです。

これからも、

教えていただいたことを胸に、

私らしく歩いていきます。

そして今度は、

私が誰かの背中をそっと押せる人になります。

それが、

ゆきちゃんへの一番の恩返しになると信じています。

本当に、本当にありがとうございました。

心からご冥福をお祈りいたします。