企業で管理職をしていた頃、
「どうすればメンバーが気持ちよく働けるか」
「この人の強みをどう活かせるか」
「辞めない環境をどう作るか」
そんなことばかりを考えていた日々。

数字を追いながらも“人”が一番の資産だと信じてやってきました。

でも、組織を卒業して、経営者のチームに入ってみたら……
びっくりするくらい考え方が違う人が、たくさんいる。

しかも、真逆のタイプの人ほど声が大きかったりして。
「全否定から入るスタイル」
「正論だけど、心がついていかない言葉」
これ、けっこうきついですよね。


話せばわかる、が通じない

「相手を変えることはできない。変えられるのは自分。」
よく聞く言葉だけど、
自分の中で一番大切にしているものまで曲げてしまったら、
それって“自分”を見失うってことじゃないかな?って思ったんです。

全否定されて、建設的な話ができない空間。
それでも、我慢していたら、
気づけば心だけじゃなく身体も疲れ切っていました


「逃げる」が悪いことだなんて、誰が決めたの?

以前、「逃げ恥」ってドラマがありましたよね。
あの言葉、すごく好きです。

逃げるは恥だが役に立つ。
むしろ、自分を守るための勇気ある選択。

合わない人と無理に関わる必要、ないんです。
話し合いができないなら、その場所から離れてもいい。
自分の心をすり減らしてまで、その場に居続けなくていいんです。


ちょっと軌道から外れても、自分に正直に。

社会のレールや、人間関係の枠組み。
そこから少し外れたっていい。
自分の心に正直に、軽やかに生きる。
その方が、ずっと楽に笑えます。

無理して続けることだけが「がんばる」じゃない。
やめる勇気、離れる選択も、立派な「がんばり方」のひとつです。


最後に。

今、ちょっとしんどいな…と思っているあなたへ。
逃げるが勝ちという言葉が、
“あなたを守るお守り”になりますように🍀