「何を伝えるか」より大切にしたいこと

― 保育セミナーの準備をしながら感じること ―


今週の土曜日は

保育セミナーです。


研修を依頼してくださる

社長さんや園長先生たちは、


「現場を良くしたい」
「職員さんたちを支えたい」
「子どもたちのためにできることを探したい」


そんな思いを持ちながら

ご相談くださることが多くあります。


だからこそ私は、

研修前に


今どんなことで困っているのか
何を大切にしているのか
どんな未来を作りたいのか


そんなお話を

できるだけ聞かせていただくようにしています。


内容は、最初たくさん作る

実は研修資料は、

最初から完成されているわけではありません。


むしろ最初は


「あれも伝えたい」
「これも役に立つかも」


そんな思いで

内容をたくさん詰め込みます。


でもそこから

少しずつ削っていきます。


なぜなら

90分ですべてを伝えることは

できないからです。


だから最近は、


👉 「少なくてもひとつ」


持ち帰っていただけたらいい。


そんなことを

大切に考えるようになりました。


研修を受ける側の気持ち

そして最近

よく考えることがあります。


研修を受けるみなさんは、

どんな気持ちで

その場に来てくださるのだろう。


楽しみに来てくださる方もいる。


でも一方で、

 忙しい中で参加している
正直ちょっと疲れている
「また研修か…」と思っている


そんな方も

いるかもしれません。


だからこそ私は、


👉 「正しいことを教える」


より、


👉 「少し心が軽くなる」


そんな時間にできたらと思っています。


「安心」があると、人は学べる

心理学や脳科学でも、

人は安心できると


話せる
考えられる
学べる


と言われています。


逆に、

緊張や不安が強い状態では、

脳は


👉 「防御モード」


になりやすく、

学びが入りにくくなることもあります。


だからこそ、

研修の内容だけではなく、


👉 「どんな空気で届けるか」


も大切なのだと思っています。


本音は、「安心」がないと出てこない

研修後には

アンケートで感想をいただくことがあります。


「気づきがあった」

「自分を振り返れた」


そんな声をいただけると、

本当にありがたく感じます。


でも実際には、


👉 “事前アンケート”


を実施している企業や園は

まだそれほど多くありません。


そしてアンケートというのは、

どうしても


「管理職が見るかもしれない」
「園長先生に伝わるかもしれない」


そんな思いから、

本音を書きづらいこともあります。


だから私は、

まず私自身がアンケートを受け取り、


👉 個人が特定されない形


で、

全体の傾向としてお返しすることを

大切にしています。


人は、

安心できると

少し本音を話せる。


それは、

子どもも大人も

同じなのかもしれません。


「本音を言える空気」が組織を変える

Google の研究「Project Aristotle」でも、
参考:経営者必見|Google調査で判明した心理的安全性


👉 “安心して発言できること”


が、

チームパフォーマンスに大きく影響すると言われています。


また、

厚生労働省「こころの耳」

でも、


相談しやすい環境
安心して話せる空気


の重要性が紹介されています。


だからこそ、

私は研修でも


👉 「正しい答え」


より、


👉 「安心して話せる空気」


を大切にしたいと思っています。


まとめ

研修は、

ただ知識を伝える時間ではなく、


👉 「人と向き合う時間」


なのだと思っています。


だからこそ、

「何を話すか」だけではなく、


👉 「何を感じてもらうか」


それを大切にしながら、

今週末の研修も

準備を進めています。


少なくてもひとつ、


👉 「明日やってみようかな」


そんなものを

持ち帰っていただけたらうれしいです🌿