人事ご担当のみなさま、こんにちは。
岡山県を中心に人材採用や育成研修のお仕事をしているMORE+阪本です。

みなさんはあこがれの上司と言える人がいますか。
私は、社内にも取引先にも素敵な上司と言える人をたくさん知っています。

その方々のおかげで仕事が楽しくなったり、もっとがんろうとやる気モリモリになったり、
勇気と元気をいただいてきたように思います。

その中のおひとりが、日本経済新聞のマイストーリーに登場。
懐かしくてうれしくて思わずファンレター出しました。

【あこがれの上司の共通点】

私が見てきた「あこがれの上司」の共通点

★信頼してくれる
★親しみやすく偉ぶらない
★責任追及よりも問題解決に力を注ぐ
★常に新しいことを考えている
★あなたはどうしたいの?と意見や考えを聞いてくれる
★有言実行で真摯である
★広い視野と知見豊か
★いつも楽しそうに働いている

今、重要性をうたわれている心理的安全性は、私が見てきた理想の上司のもとでは既に
確保されていたように思います。
参照:心理的安全性/ 心理的安全性をわかりやすく解説!組織に与える効果や高める方法とは | HR Trend Lab (mynavi.jp)

 

 

【あこがれの上司のもとで働くメンバー】

こういう上司のもとで働くメンバーは、本来の自分の力を発揮して大きな成果に貢献します。
人は信頼されると、その期待に応えようとします。
私はそういう人たちもたくさん見てきました。

あこがれの上司のもとで働いていたメンバーから10年ぶりにご連絡をいただき、先日お会いしてきました。

入社3年目にお会いして、今や部長として組織を統轄する姿に、当時のあこがれの上司と同じ志を感じて、
胸が熱くなる思いでした。

人は人を見て育つ。
改めて上司であることは、ひじょうに大きな責任を伴うことを感じます。

 

【上司としての役割】

私自身、管理職としてチームを率いてきました。

未熟ながらもメンバーに恵まれ、上司に助けられ、社長はじめ役員の皆さんからいつもご支援いただき、
なんとか責任を果たせるように取り組んできました。
果たして、管理職としてどこまで役割を全うできたのかという疑問は残ります。

しかしながら、当時の私が、何人もの素敵な上司(取引先の方も含む)を理想として、
少しでも近づけたら良いなと思って取り組んでいたのは事実です。

私自身もあこがれの上司の志を継げるひとりになりたいと本気でした。

 

【あこがれの上司の存在】

社員研修では時代の変化に合わせて社員に必要なスキルや知識の研修を考えますが、
あこがれの上司のもとで育つたくさんの新たなモチベーション高い社員を大切にしていただきたいと願います。

あの人みたいな人がたくさんいると会社って強くなる、良くなる。
そうしたら研修なんてしなくてもいいんじゃない?なんて話ができるかもしれません。

人事ご担当のみなさま、今年の研修計画は既に進んでいると思いますが、
社内に既に存在するあこがれの上司に注目してみてください。

世代ごとに求めるものは違うかもしれませんが、あこがれの上司のもつ影響力は
研修以上の効果をきっと発揮できると思います。

あこがれの上司がたくさんいる会社って素敵ですよね。

参考:日本経済新聞マイストーリー:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC02DZ90S3A600C2000000/?n_cid=NMAIL006_20230625_A