大人になったら夢はなくなるの?
~ 夢は未来だけでなく、本当の自分を思い出させてくれる ~
夏休みの企画を考えていて、
ふと思いました。
大人になったら、
夢はなくなるのでしょうか。
私の小さい頃の夢は、
童話作家になることでした。
本当は絵本作家になりたかったのですが、
自分は絵が上手ではないと思っていたので、
文字の世界を選んだような気がします。
両親が共働きだったこともあり、
家でひとり本を読んで過ごす時間がたくさんありました。
だから自然と、
物語の世界に憧れていたのだと思います。
そして社会人になりました。
毎日忙しく働き、
数字や目標に追われる日々。
そんな頃の私の夢は、
専業主婦になることでした。
今思うと、
夢というより
完全に現実逃避だったかもしれません(笑)
でも、
それくらい疲れていたのだと思います。
夢がなくなったのではなく
大人になると、
夢を語らなくなります。
でも、
夢がなくなったわけではないのかもしれません。
毎日の仕事。
家事。
育児。
介護。
責任。
やるべきことが増えすぎて、
夢を考える余白がなくなっただけなのかもしれません。
子どもたちは、
平気で夢を語ります。
サッカー選手。
ケーキ屋さん。
宇宙飛行士。
YouTuber。
できるかどうかなんて考えていません。
ただ、
「なりたい」
を大切にしています。
大人にも夢は必要
心理学者の ヴィクトール・フランクル は、
人は人生の意味や目的を見出せる時、
困難を乗り越える力が生まれると語っています。
また近年のポジティブ心理学でも、
未来への希望や目標を持つことは、
幸福感や行動力につながると考えられています。
参考:ポジティブ心理学
だから私たちは、
夢が叶った時だけではなく、
夢に向かっている時にも力をもらっているのかもしれません。
実際、
私自身も最近それを感じました。
携帯を忘れたり、
パソコンのロックがかかったり、
なんとなく気持ちが上がらない日が続いていました。
でも、
夏休みの企画を考え始めた途端、
急にワクワクしてきたのです。
未来の楽しみには、
人を元気にする力があります。
ユングが伝えたかったこと
私が学んできた
カール・グスタフ・ユング の心理学では、
夢は無意識からのメッセージだと考えます。
参考:ユング心理学
私たちが本当に大切にしたいこと。
忘れてしまった願い。
まだ気づいていない可能性。
そんなものが夢の中に表れることがあると言われています。
私は時々思います。
大人になって夢を語らなくなると、
自分自身の声も聞こえにくくなるのではないかと。
だから夢は、
叶えるためだけにあるのではなく、
本来の自分を思い出すためにもあるのかもしれません。
今の私の夢
今の私には、
いくつもの夢があります。
子どもたちが安心して育つ社会をつくりたい。
働く人たちが、
自分らしく働ける社会をつくりたい。
子どもの心に気づける大人を増やしたい。
人を支える人を応援したい。
もちろん、
すぐに叶うものばかりではありません。
でも、
夢があるから前を向ける。
夢があるから頑張れる。
そんな気がしています。
おわりに
大人になったら夢はなくなるのでしょうか。
私は、
そうではないと思っています。
夢がなくなったのではなく、
夢を考える余白がなくなっているだけ。
だから時々、
子どもの頃の自分に聞いてみるのもいいかもしれません。
何が好きだった?
何にワクワクしていた?
本当は何をやってみたかった?
その答えの中に、
これからの人生を少し楽しくするヒントが隠れているかもしれません。
さて、
あなたには今、
叶えたい夢がありますか?
もしすぐに思い浮かばなくても大丈夫です。
夢は未来を変えるだけではありません。
時には、
本来の自分を思い出させてくれるものでもあるのです
