親の「子どものために」は本当に正しいのか

― 良かれと思ってがすれ違いを生むとき ―


親は

「子どものために」と思って行動しています。


・将来困らないように
・ちゃんと育ってほしい
・できるようになってほしい


その気持ちは、とても大切なものです。


でも

子どもは
親とは別の人格であり
別の価値観を持っています。


だからこそ

「子どものために」と思っていることが

本当にその子のためになっているのか

立ち止まって考えることも
必要なのかもしれません。


「正しい」はすれ違いを生むことがある

親は正しいと思っている

でも子どもにも、その子なりの感じ方があります


つまり

正しいと正しいのぶつかり合い


ここに、すれ違いが生まれます。


子どもが選べない
子どもが言えない
子どもがわからなくなっている


そんなとき

見えないズレが起きていることがあります。


大切なのは

正しいかどうかではなく

「その子にとってどうか」


この視点だと感じています。


少し個人的な話になりますが

私は、両親から

「こうしなさい」
「こうするべき」

と強く言われた記憶がほとんどありません。


親のためではなく

「自分の人生を、自分のために生きていい」


そんなふうに応援してもらってきました。


だからこそ

自分で考えて選ぶことが
当たり前のようにできていたのだと思います。


一方で

友人たちの話を聞く中で


・親の期待に応え続けてきた
・やりたいことを選べなかった
・早く親元を離れたいと思っていた


そんな声に触れることがありました。


そのときに

同じ「子どものために」という想いでも

関わり方によって、こんなにも違うのか

そう感じたのを覚えています。


だからこそ今は

「良かれと思って」が

相手にとってどう届いているのか


ここに目を向けることが

大切だと感じています。


これは職場でも同じ

この構図は

親子だけの話ではありません。


職場でも

・良かれと思って指示を出す
・相手のためにと考えて伝える


でも

相手には違う意味で伝わっている


そんなことが起きています。


上司は
全体を見て判断している


部下は
目の前の業務でいっぱいになっている


その違いに気づかないまま

「正しいこと」を伝えても


届かない


ということが起きてしまいます。


大切なのは「相手の見ている世界」

だからこそ大切なのは

相手の見ている世界を知ろうとすること


同じ出来事でも
感じ方は人によって違います。


同じ言葉でも
受け取り方は変わります。


その前提に立つだけで

関わり方は大きく変わっていきます。


子どもの絵も同じ

子どもの絵も

同じものを見ていても
まったく違う表現になります。


そこには

その子の感じ方や価値観が表れている


だからこそ

表現を見ることが大切になります。


まとめ

「子どものために」も
「相手のために」も

とても大切な想いです。


でも

その想いがそのまま届くとは限らない


だからこそ

相手にとってどうか
相手はどう感じているか


ここに目を向けることが

すれ違いを減らす第一歩だと感じています。


言葉にならない気持ちは
必ずどこかにあらわれています。


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