保育セミナーを通して見えてきたこと

~ 子どもの問題ではなく、関係性の可能性だった ~

これまで保育セミナーを開催する中で、

たくさんの先生方とお話をさせていただきました。


子どもの絵を見たり、

事例を共有したり、

関わり方について話し合ったり。


テーマは毎回少しずつ違いますが、

私がいつも感じることがあります。


それは、

「子どもの問題」と思われていたことの多くが、

実は「関係性の問題」でもあるということです。


子どもを理解したいという先生たちの思い

保育士さんや先生方は、

本当に子どもたちのことを大切に考えています。


どう関わればいいのだろう。

どんな声かけがいいのだろう。

この子は今どんな気持ちなのだろう。


そんなことを日々考えながら、

子どもたちと向き合っています。


だからこそ、

保育セミナーでも、

単に知識を学ぶだけではなく、


👉 「この子の気持ちをもっと知りたい」


という思いがたくさん伝わってきます。


本当に変わるのは「見方」

セミナーでは、

子どもの絵を題材にすることがあります。


すると最初は、


👉 「どう読み解くのですか?」

👉 「この絵は何を意味するのですか?」


という質問が出ます。


もちろん、

色や形、

配置などから見えてくるものもあります。


でも、

私が本当にお伝えしたいのは、


👉 「答え」


ではなく、


👉 「見方」


です。


この子はどんな気持ちだろう。

何を伝えたかったのだろう。

今どんな状態なのだろう。


そんなふうに、

相手を理解しようとする視点です。


子ども理解から職員理解へ

そして興味深いのは、

子どもについて学び始めたはずなのに、

途中から話題が

職員同士の関わりへと広がっていくことです。


「あの先生も同じことで悩んでいたんだ」

「そんな見方もあるんですね」

「まずは自分の関わり方を見直してみたい」


そんな声が自然と出てきます。


子ども理解が、

職員理解につながる。


そして、

職員同士の理解が深まることで、

相談しやすい空気が生まれる。


結果として、

園全体の安心感につながっていく。


私はそんな場面を何度も見てきました。


自立型組織の第一歩

私は保育セミナーを、

単なる知識提供の場だとは思っていません。


もちろん、

心理学やアートセラピーの知識もお伝えします。


でも本当に大切なのは、


「自分たちで考えること」

「対話すること」

「共有すること」


だと思っています。


誰かに正解を教えてもらうのではなく、

みんなで考える。


子どもたちのために、

自分たちにできることを見つけていく。


そんな時間が、

結果として自立型組織づくりにつながっていくのではないでしょうか。


企業でも同じことが起きている

実は、

これは保育の現場だけの話ではありません。


企業研修でも、

同じようなことが起きています。


離職の問題。

コミュニケーションの問題。

チームワークの問題。


一見すると個人の問題に見えることも、

話を聞いていくと、


関係性

信頼関係

心理的安全性


に行き着くことが少なくありません。


人は、

安心できると話せる。


話せると、

相談できる。


相談できると、

助け合える。


保育も企業も、

その根っこは同じなのだと思います。


おわりに

保育セミナーを通して見えてきたのは、

「子どもの絵の読み解き方」以上に、


👉 人と人との関係性の可能性


でした。


小さな関わり方の変化が、

子どもたちの安心につながる。


職員同士の理解につながる。


そして、

組織全体の空気をつくっていく。


私はこれからも、

子どもの絵を入口に、

人と人とが安心してつながれる関係づくりのお手伝いをしていきたいと思っています。


保育の現場でも、

企業の現場でも、

大切なのは、


気づくこと

受け取ること

伝えること


その積み重ねなのかもしれません🌿

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