「なぜ、あの人が辞めたのか分からない」
企業の現場で、よく聞く言葉です。
スキルもある
真面目に働いている
大きな問題も見えなかった
それでも、ある日突然辞めてしまう。
その背景には、表に出ていない“理由”があることが少なくありません。
■ 離職の本当の理由
私はこれまで、人材業界で30年、
年間1,000人以上の“働く人の悩み”に向き合ってきました。
その中で強く感じたのは、
人は
「できない」から辞めるのではなく
「言えない」から辞めていくということです。
■ 言えないまま積み重なるもの
・本当はつらい
・でも迷惑をかけたくない
・評価が気になる
そんな想いを抱えたまま、
相談できない
弱音を言えない
理解されない
その状態が続くと、人は静かに離れていきます。
■ 見えていない“心のサイン”
では、その「言えない本音」はどこにいくのか。
実は、完全に消えているわけではありません。
態度や反応、沈黙、表情など、
さまざまな形で外に表れています。
しかし、多くの場合、それは見過ごされてしまいます。
■ 子どもの絵に見る“心の表現”
子どもは、言葉にできない気持ちを
絵で表現します。
色、線、余白。
そこには、言葉にならない感情が現れています。
そしてこの構造は、大人になっても本質的には変わりません。
■ 職場に必要なのは「気づく力」
重要なのは、
“何かおかしい”に気づけるかどうかです。
・いつもより発言が少ない
・反応が変わった
・距離をとるようになった
こうした小さな変化に気づけるかどうかが、
離職を防ぐ分かれ道になります。
■ 心理理解が組織を変える
制度や仕組みだけでは、
本音を引き出すことはできません。
必要なのは、
安心して言葉にできる関係性
そして、言葉にならないサインにも気づける視点です。
■ まとめ
人は「問題があるから辞める」のではなく、
「問題を言えないから辞める」ことがあります。
その背景にある心理に気づくことができれば、
関わり方は変わり、
結果として組織も変わっていきます。
■ 最後に
あなたの職場にも、
何も言わずに
がんばり続けている人はいませんか?
現在、企業向けに
「子どもの絵」から学ぶ心理とアートを活用した研修を行っています。
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